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『鬼滅の刃 無限列車編』4DX

2021年一発目の劇場作品に、『鬼滅の刃 無限列車編』を選んできました。しかも4DXバージョン。加えて実は昨日誕生日だったので、自分へのご褒美も兼ねて。

 

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ちなみに2Dバージョンは公開日初日に乗車してきました。

Netflixでアニメ版を見つけてからというもの、どんどんハマり続け原作も読破。好きなキャラクターは煉獄さんで、ローソンの炒飯もジャンバラヤおにぎりも食べました笑 

ちなみにその次に好きなのは悲鳴嶋さんです。

 

ところで、最近映画館へ行く頻度がめっきり減って、去年足を運んだ回数は、おそらくたった3回。

そんなこともあり、今回はチケットを買うのもたじたじで、これはいつもオンラインで購入しているせいもあるのですが、窓口でかなりアワアワしました。売り場の店員さんに、観る映画のタイトルを伝えるという初歩的なステップすら忘れてた…笑 

 

1人映画も約2年ぶり。

「映画館へ行く」という行為自体が久しぶり過ぎて楽しみで、でもなんだか緊張もしていて。4DXで鑑賞するということもあり、ワクワクとドキドキで胸を膨らませながら上映を待ちました。

 

今回久しぶりに映画館に訪れ、適度な興奮や緊張感を感じ、映画鑑賞がいかにアトラクション的な要素を多く含んでいるのかに気付いたのですが、4DXはそれどころではありませんでした。

 

2Dで本作を鑑賞した時は、涙の呼吸を連発し続け、最終的にマスクがびしょ濡れになってしまうほど号泣したのですが、今回の鑑賞では、もはや泣いている余裕など無し。4DX・M4XDで鑑賞される際は、2回め以降をおすすめします。

 

というのも、良い意味でも悪い意味でも、登場人物の言動に集中できないから。

 

風に吹かれ髪は乱れ、数々の衝撃に身体は椅子から落ち、掛けていた眼鏡は水しぶきで視界不良。

というか、何も知らずに眼鏡を持ってきた私が馬鹿でした笑 後半は外しました。

 

以前『ジュラシック・ワールド』を4Dで観たのですが、あの体験とは比にならない程の躍動感。本当にすごかった…。

 

水・火・風・音・岩を軸に技が展開される「鬼滅の刃」シリーズは、4Dタイプととても相性が良いと思います。一体感がすごかった。

 

そして何より、最高におもしろかった!

 

耳元をかすめる鬼の攻撃に、技の攻防で生じた波動。夢に堕ちていく浮遊感やとどろき感じる衝撃など、上げだすとキリがありませんが、雄叫びを上げたくなるようなあの没入感はかなり興奮します。特に戦闘シーンの高揚感は凄いです。

 

また、途中雪が舞い落ちたシーンにはかなり感動しました。

 

この興奮は、かなりクセになりそうです。

一般鑑賞に比べると値は張りますが、その価値は十分にありました。映画をこんなふうに体感して一体化できるなんて。本当に贅沢で楽しいひとときでした。

 

そして、「映画館で映画を観ることが楽しみ」という感覚をかなり久々に感じることができたのも、とても良かったです。

コロナや就活のこともあり、どうしても閉鎖的な毎日を送りがちだったので、劇場へ足を運ぶことがこんなに楽しいことだなんて、今まで全然気が付きませんでした。貴重な感覚を掴めたと思います。4DXの体験も含め、本当に良い映画体験でした。