ゆく。

生活に発見を

留学生活史上一番楽しかった日

今日はトロント時間の1月17日。私の誕生日でした。

クラスのみんなに「おめでとう」って言ってもらえてとてもうれしかったです。普段クラスの中心になることがないので違和感は感じましたが、純粋に幸せでした。ある子なんてドーナツを1つ買ってきてくれて、日本語も覚えようとしてくれたんです。うれしいです。

クラスを変えちゃった仲の良い中国人は放課後わざわざ会いにきてくれて、ケーキと手紙とプレゼントをくれました。彼女が居なくなり、私はついにクラスでたった1人の留学生となってしまいましたが、今日が誕生日だったおかげと、みんなが優しくしてくれたおかげで、ほんの少しクラスに打ち解けられたような気がします。ほんの少し私のことを認めてくれたような。

嬉しいことが起こると、何か辛いことが起きた時深く強く残って傷ついてしまいます。残念なことにマイナスの出来事の方が心に残りやすいし、引きずりやすい。多分これから先、傷つけられて泣きたい気持ちになる日が多くやってくると思います。

嬉しいことがあった当日にまだ起きてもいない未来の悪いことを想像するのはよくないことですが、どうしても考えずにはいられません。心配性で考えすぎる自分の悪いクセです。

 

去年の誕生日は、大学の友達と過ごしていました。HISへ行ってグアム旅行のプランを調べて、夜はレストランでケーキをサプライズしてもらって。あれから1年と考えると、月日の流れがとても長く感じます。

うまくやっていれば、来年の今日もトロントで誕生日を祝っているはず。わくわくと不安が入り混じっています。「よく頑張った」と言える1年になるといいな。

 

そういえば今日クラスの子に19歳になったのだと勘違いされました。日本だとありえませんが、トロントだとまだティーンに見えるみたいです。

年齢の割に精神が幼く未熟なので、自分の年齢を「数」にして客観視すると、すごく恥ずかしくなります。

 

自我の強さについてもトロントに来てよく考えるようになりました。自分の言いたいこと、やりたいこと、感情をもっと表に出していった方が良いのだろうけれど、私にはうまくできなくて、結局いつも透明人間です。