ゆく。

生活に発見を

言語の壁は高い

風邪も幾分よくなったので、今日から学校へ。4日目にして初登校です。

さすがに今週初めて顔を出したので、「やめたのかと思った!」なんて言われました。多分ほとんどの人がそう思っていたと思うし、私も正直辞めたいです。でももう少し踏ん張ってみることにしました。

 

クラスに中国留学生の女の子がいるんですが、今日は彼女と同じクラスでいられる最後の日でした。

少数派でいることを理解できる人間の存在って大きくて、彼女が居たから私も頑張れたというところも結構あるので、今回の件は本当に寂しくて辛いです。

 

私が休んでいる間、授業の中で1人1人コメントを言う時間があったらしいのですが、彼女はそのことについて「あんなこと言うなんてバカだったな」と何度も言っていました。私はその場に居なかったので、詳細を訊ねると「クラスに居ても自分の存在がその場にいないような気がする、って言ったの」って泣きながら教えてくれました。痛いぐらいにその気持ちがわかります。

直接的に無視されているわけではないのですが、やはり言語の壁というのは非常に高いです。協力したくても足を引っ張ってしまうし、それを彼らも分かっていてあえて私を名指しにすることもない。

外国でネイティブの中に放り込まれるというのは、本当に過酷だと身をもって思います。

そんな理解者である友人が1人減るので、さすがに私もさよならの時に泣いてしまいました。学校には中国人が多くて、彼女が移動するクラスには5人もの中国人が居るみたいなので、そこでなら彼女ものびのびやっていけると思います。

 

私はとりあえず今は、このクラスで頑張っていこうと思うます。日本人は皆無なので、私がクラスを変えたとしても言語障害の壁に変わりはありません。それに全く知らない"外国人"の中で、ゼロから始める勇気もありません。

 

彼女に言われた「あなたは勇敢だよ」の一言を噛みしめて、踏ん張っていこうと思います。

 

のこり440日